教習官のクセが強いんじゃ~

こんにちは!今回話すのは僕が免許を取るときに、出会った教習官についてです。 

仮免許を取った後、学科の中に応急救護という講義あり、そこで教えて下さった教習官の方がとてもクセがありました。その方は女性で、ここでは先生と呼ぶことにしています。

それではどうぞ!!

 

 

 

僕は応急救護を高校の時に習っていたので、あまり乗り気ではなく、大切なことだとは分かっていましたが、めんどくさないなと内心思っていました。しかし、そんな気持ちを吹っ飛ばすくらいのアグレッシブな先生が登場しました。

その先生はまず始めに僕たちに応急救護について簡単に説明してくれました。そして、突然先生は僕のことを指差して、こう聞いてきました。

「右と左の人、どちらも重傷だったらあなたはどちらを先に助けますか?」

両隣の人は見知らぬ人であり、左の方は大きな男の人で、右は女の人でした。僕は黙ってればまぁ、流れるだろうと思っていましたが、その沈黙はリアルで3分は続きました。僕は思いました。

「あ。これ言わないと進まない系ね。。」

まぁもちろん、胸骨圧迫して、人工呼吸するとなれば、それは女性にしたいですよ。もちろん。

ですけど、見知らぬ人の前でそんなことは言えないので僕は

「左の方で。」

と言いました。

すると、先生はニヤニヤしながら、他の人たちに言いました。

「あー男の人ね。まぁ最近はそういうのも結構あるらしいし、いいんじゃな〜い」

 

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what do you mean ?

 

状態でした。

同性の方が好きな人みたいなレッテルを貼られたのです。会って10分もしない教習官に!!!

 

 

そして、僕達は胸骨圧迫の練習にはいりました。すると、先生がまた突然、

「私カップラーメンってお湯入れたらすぐ食べる派なんだよね〜」

 

???????

 

what do you mean ?

 

先生は続けて

「はい、そこの君、カップラーメン何分待つ派?」

と一人一人に書き始めました。

皆それぞれ、2分,3分と言っている中、1人の男性は

「僕は気づくと5.6分経っちゃいますね〜ハハハ!」

すると先生は

「あーかなり柔らかめが好きなんだ!美味しいよね〜」

と言った後、

「じゃあ、カップラーメン待つくらいの時間、胸骨圧迫を続けてみましょうか!!」

すると、みなが先ほどの男性の顔を見つめました。

彼はトイレで大を出した時にトイレットペーパーも芯もなかった時並みの絶望的な顔をしていました。

そして、彼は汗をかきながら、本当に5分間胸骨圧迫を続けました。

もちろん、先生なりにこれには考えがあったらしく、今の日本で救急車が電話を受けてから現場に到着するまでに平均して約8分かかるので、その8分がどれくらい長く、その時間胸骨圧迫を続けることが、どれくらい疲れるものなのかを僕たちに伝えるためのものだったと思っています。

応急救護をするかしないかで、救われる可能性は2倍にも広がります。

そう考えると、先生の教え方はクセがかなり強いだけで、応急救護の大切さとやり方を良い意味で僕達に覚えさせてくれたのかなと思います。

今回ブログのネタに勝手にさせて頂きましたが、先生の教え方は忘れ難いものになりました。

 

 

これで教習官のクセが強かったエピソードを終わりたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど、僕は異性の方が好きです。